イタリア北西端に刻まれた広大なアオスタ渓谷。北方にはヨーロッパアルプスの最高峰モンテ・ビアンコ(モンブランのイタリア名)をはじめモンテ・チェルヴィーノ(マッターホルンのイタリア名)やモンテ・ローザと、名峰が東西に連なってワイドパノラマを形成している。豊かな自然の中で、この地域ならではの動植物に出会うこともでき、冬はウィンタースポーツ、夏はトレッキングや本格登山のメッカとして国内外のファンに愛されているイタリアの一大リゾートだ。 クールマイユール、ラ・トゥイール、チェルビニア、ピラの各スキー場のベースタウン、渓谷の街・アオスタ市は、ヴァレ・ダオスタ州の中央に位置する州都。スイス・フランスへ至る2つの峠道の分岐点にあったこの都市は、戦略上の要衝として初代ローマ皇帝アウグストゥスにより造られた。現在もローマ時代の隆盛の跡を色濃く残し、城門や教会、劇場といった遺跡や、歴史に彩られた街並みの散策も楽しませてくれる。
街のメインストリート、プレトリア門通り